CLEPで大学単位を取得する方法
大学生活/College Life 2014/09/01 Tacker
CLEP（College Level Examination Program）とは、大学レベルの各科目の能力測定する試験です。この試験に合格した科目は大学の公的な単位として認められ、卒業単位として利用することができます。2014年現在、2500箇所以上の大学などで公的な単位として認められています。
少しでも早く大学を卒業したい人、大学で履修する科目を少なくして大学留学にかかる費用を節約したい人、サマーを利用して足りない単位を補いたい人など、日本でアメリカの大学単位を稼ぎたい人など、CLEPは独学でアメリカの大学の単位を取得したい人に最適な試験です。
ここでは、CLEPの受験方法などについて解説します。
少しでも早く大学を卒業したい人、大学で履修する科目を少なくして大学留学にかかる費用を節約したい人、サマーを利用して足りない単位を補いたい人など、日本でアメリカの大学単位を稼ぎたい人など、CLEPは独学でアメリカの大学の単位を取得したい人に最適な試験です。
ここでは、CLEPの受験方法などについて解説します。
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CLEPに対応している大学がどうかを調べる
CLEPは誰でも受験する事が可能ですが、合格した単位が認められるかどうかは各大学のポリシーによるため、試験を受ける前に、自分の在籍中または今後単位編入を考えている大学などがCLEPに対応しているかどうかを調べる必要があります。
CLEPに対応している大学がどうかは、CLEP College Searchのページから調べることができます。検索ページでは、州名、都市名を選択、若しくは、大学名から検索する事が可能です。
一例として、California州San Diegoで検索をしてみます。
CLEPに対応している大学がどうかは、CLEP College Searchのページから調べることができます。検索ページでは、州名、都市名を選択、若しくは、大学名から検索する事が可能です。
一例として、California州San Diegoで検索をしてみます。
Stateのタブ内のCaliforniaを選択します。City Nameの中に、California州内の都市リストが出てきます。San Diegoを選択して、右下のSubmitボタンをクリックします。
サンディエゴ近郊のCLEPに対応した大学リストが出てきました。もし留学中や留学予定の大学名が検索結果に出てきた場合、入学後にCLEPの単位を申請する事が可能です。
CLEPで受けられる試験科目
CLEPで受けられる試験は、主にCore EducationやPrincipleがつく基礎コースが対象で、大学３年生以降に受講するれべるの授業は含まれません。2014年8月現在CLEPで受ける事ができるのは下記の33科目です。
Composition and Literature
American Literature
Analyzing and Interpreting Literature
College Composition
College Composition Modular
English Literature
Humanities
Foreign Languages
French Language
German Language
Spanish Language
History and Social Sciences
American Government
History of the United States I: Early Colonization to 1877
History of the United States II: 1865 to the Present
Human Growth and Development
Introduction to Educational Psychology
Principles of Macroeconomics
Principles of Microeconomics
Introductory Psychology
Introductory Sociology
Social Sciences and History
Western Civilization I: Ancient Near East to 1648
Western Civilization II: 1648 to the Present
Science and Mathematics
Biology
Calculus
Chemistry
College Algebra
College Mathematics
Natural Sciences
Precalculus
Business
Financial Accounting
Information Systems and Computer Applications
Introductory Business Law
Principles of Management Principles of Marketing
Composition and Literature
American Literature
Analyzing and Interpreting Literature
College Composition
College Composition Modular
English Literature
Humanities
Foreign Languages
French Language
German Language
Spanish Language
History and Social Sciences
American Government
History of the United States I: Early Colonization to 1877
History of the United States II: 1865 to the Present
Human Growth and Development
Introduction to Educational Psychology
Principles of Macroeconomics
Principles of Microeconomics
Introductory Psychology
Introductory Sociology
Social Sciences and History
Western Civilization I: Ancient Near East to 1648
Western Civilization II: 1648 to the Present
Science and Mathematics
Biology
Calculus
Chemistry
College Algebra
College Mathematics
Natural Sciences
Precalculus
Business
Financial Accounting
Information Systems and Computer Applications
Introductory Business Law
Principles of Management Principles of Marketing
CELPの受験費用について
CLEPの受験費用は1科目$80です。また、受験会場の手数料がかかる場合があります。自分の通っている大学では、CLEPの受験費用と$10の手数料がかかるとの事でしたが、仮にCLEPを1回で合格すれば必要な費用は受験費用の$80と手数料のみで3単位を獲得できます。
大学でサマーコースを受講すると、3単位の授業で$1,000以上の学費がかかる事も普通ですが、CELP試験を活用できれば学費を節約することができます。
大学でサマーコースを受講すると、3単位の授業で$1,000以上の学費がかかる事も普通ですが、CELP試験を活用できれば学費を節約することができます。
CELPの受験日程について
CLEPは年間を通じて受験する事ができます。2011~2012年の試験日程については、RegisteringページのInformation for CandidateのPDFの10ページ目に書いてあります。1ヶ月に2回ずつ受験する機会があり、試験の申し込みは受験日の2日前まで可能です。
※2014年時点でウェブサイトが更新されているため、最新の日程情報は確認中です。
※2014年時点でウェブサイトが更新されているため、最新の日程情報は確認中です。
CLEPの申し込みと受験会場について
CLEPの申し込みはCLEP Test Centerで行います。また申し込みをした会場で受験を行うことになります。受験会場はCLEP Institution Searchのページから検索する事が可能です。受験会場は下記の3種類があります。
- Open: 登録した人が誰でも受験する事ができる試験会場。
- Limited: 試験会場のある大学に入学予定、または、入学している学生のみが受験可能な会場
- On-base: 軍人または軍事施設に許可された市民が受験可能な試験会場。
例えば、下記の図のような例では、San Diego State universityでは登録した人は誰でも受験する事が可能ですが、Springfield Collegeの場合は、入学予定者または在学生のみが受験可能です。
CELPを日本で受験する
2014年8月現在、東京麻布にあるTemple Universityが日本で唯一のOpenの受験会場を提供しています。
日本でCLEPが受験できる会場を調べるには、CLEP Test CenterのページからInternationlタブをクリックして、Japanを選択するだけです。
日本でCLEPが受験できる会場を調べるには、CLEP Test CenterのページからInternationlタブをクリックして、Japanを選択するだけです。
CLEPの試験内容と試験時間
各科目の試験内容はExam Descriptionページから確認する事ができます。またTest Sampleページから、各科目の試験問題が8問ずつ例題として見ることができます。試験問題は5択の選択式が中心で、Principle of Marketingの場合は試験時間は90分で選択問題が100問出題されます。
1問1分以下の一定のリーディングスピードが要求されるので、サマリーなどは暗記してぱっと見て解けるようにして、ひっかけ問題などに時間が取れるようにしてバランスを取るのがよさそうです。
試験はコンピューターを使ってオンラインで行われ、試験終了後、その場で合格・不合格かどうかが分かります。公式の成績表が大学に送られてくるまでには1週間程度時間がかかるため、大学の単位として認められるのは、試験に合格してから1週間経って、大学内の手続きが完了してからという事になります。
1問1分以下の一定のリーディングスピードが要求されるので、サマリーなどは暗記してぱっと見て解けるようにして、ひっかけ問題などに時間が取れるようにしてバランスを取るのがよさそうです。
試験はコンピューターを使ってオンラインで行われ、試験終了後、その場で合格・不合格かどうかが分かります。公式の成績表が大学に送られてくるまでには1週間程度時間がかかるため、大学の単位として認められるのは、試験に合格してから1週間経って、大学内の手続きが完了してからという事になります。
CLEPの合格点と成績
CLEPの最高得点は80点、最低得点は20点です。テキストブックの解説によると、正答率50％で約50点の目安になるようです。単位編入が認められる合格点は50点以上なので、基本的には半分以上を正解すれば単位として認めてもらうことが出来るようです。
私の通っていた大学では、CLEPで取得した単位を編入した場合、大学の成績表上ではE（Exam）と表示されGPAには影響しないとの事でした。CLEPの合格点である50点をとればとにかくOKで成績が上がる事も、下がる事もないようです。また、CLEPが仮に不合格でもスコアは大学には送られません。ただし、不合格になった場合は半年間は同じ科目のCLEPを受験できないので注意が必要です。
私の通っていた大学では、CLEPで取得した単位を編入した場合、大学の成績表上ではE（Exam）と表示されGPAには影響しないとの事でした。CLEPの合格点である50点をとればとにかくOKで成績が上がる事も、下がる事もないようです。また、CLEPが仮に不合格でもスコアは大学には送られません。ただし、不合格になった場合は半年間は同じ科目のCLEPを受験できないので注意が必要です。
CLEPの注意点・確認事項
私が通っていた大学のポリシーでは、過去にWithdrawや成績がF (Fail)だった場合などで、すでに一度でも履修登録をした授業はCLEPを受けることができませんでした。そのため、CLEP試験は大学でいままで授業を履修したことがない科目が対象となります。
CLEPに合格して単位を編入する場合、大学のポリシーに合わせて、CLEPの単位を最大で30単位まで認めてもらうことができます。1セメスター15単位だとすると、2セメスター分の単位にあたる30単位分をCLEPで取得することができます。
CLEPを利用した分、卒業までの時間・学費を節約する事が可能です。また、CLEPで合格した単位は20年間記録されているため、大学留学を考えているが詳細が決まっていないという人も、自分が目指す専攻の科目を英語力向上のために受験してみるのも良いかも知れません。
CLEPに合格して単位を編入する場合、大学のポリシーに合わせて、CLEPの単位を最大で30単位まで認めてもらうことができます。1セメスター15単位だとすると、2セメスター分の単位にあたる30単位分をCLEPで取得することができます。
CLEPを利用した分、卒業までの時間・学費を節約する事が可能です。また、CLEPで合格した単位は20年間記録されているため、大学留学を考えているが詳細が決まっていないという人も、自分が目指す専攻の科目を英語力向上のために受験してみるのも良いかも知れません。
CLEPの参考書
CLEPの参考書は、Test Preparationシリーズという名称で約$20前後で購入する事ができます。日本でも洋書として取り扱われていますが、テキストによっては数年に1度新しくリニューアルされているので、できる限り一番新しく発行されている書籍を購入してください。
CLEP対策本は試験範囲を効率的にまとめてありますが、Study Resourse for CLEPページにも参考書としてつかえるテキストブックが紹介されています。確実に合格を目指すのであれば、CLEP対策本とテキストブックを併用するといいかもしれません。
参考書はAmazon.comで書籍版と電子書籍版のKindle版が購入可能です。
CLEP対策本は試験範囲を効率的にまとめてありますが、Study Resourse for CLEPページにも参考書としてつかえるテキストブックが紹介されています。確実に合格を目指すのであれば、CLEP対策本とテキストブックを併用するといいかもしれません。
参考書はAmazon.comで書籍版と電子書籍版のKindle版が購入可能です。
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