アメリカでTOEICを受験する

大学生活/College Life Sun 2016/01/31 Tacker
TOEIC（Test of English for International Communication）とは、英語を母国語としない者を対象に、英語でのビジネスコミュニケーション能力を測定する試験です。読解力とリスニング力を問うReading and Listening試験と、TOEIC SW（Speaking and Writing）の2種類が実施されています。

アメリカの大学卒業後に日系企業に就職を目指す場合、応募資格としてTOEICスコアの提出が求められたり、転職エージェントからスカウトの条件として一定のTOEICスコアが必要になることもあります。

TOEICの試験問題は、アメリカの非営利テスト開発機構であるETSによって作成されていますが、アメリカでの受験環境は、TOEFLなどと比べるとあまり充実していません。ここでは、TOEICのReading and Listening試験を、アメリカで受けるための方法をご紹介します。
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TOEICの試験問題を知る

TOEICテストでは、リスニングとリーディング能力を測定します。リスニングパートでは45分間100問、リーディングパートでは75分間100問、合計2時間200問をマークシート方式で回答します。

試験問題のサンプルについては、TOEIC公式サイト、公式ハンドブック、ALCのサンプルページなどで紹介されています。

アメリカのTOEIC試験問題

TOEICの試験問題はアメリカのETSによって作成されており、日本、アメリカのどこで受験しても出題形式は変わりません。ただし、受験する国によって申し込み方法などが異なるため、試験会場の情報や試験の申込みなどは、各国の運営元が提供するTOEIC試験情報ページを確認する必要があります。

日本では、財団法人である国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)、アメリカではETSがTOEICの運営を行っています。アメリカのTOEIC公式サイトでは、 下記のようにトップページから日本語に切り替える事ができます。

アメリカ国内のTOEIC試験日と試験場

　アメリカ国内のTOEIC試験は、全米の各試験場にて年間12回開催されています。今後の試験日一覧については、Date and Feeページにて確認する事ができます。

　会場によっては、受験者数が定員割れになった場合、試験がキャンセルされる事があります。キャンセルになった会場の情報についても、Date and Feeページにて確認する事ができます。また、すでに申し込みを行っていた受験者については、キャンセルの通知と受験費用の返金が行われます。



アメリカでのTOEIC受験費用

アメリカでのTOEIC受験費用は公式サイトに掲載されていないため、TOEIC運営元への問い合わせする必要があります。問い合わせ先はTOEIC Feeページから確認することができます。なお、2016年1月現在、日本のTOEIC受験費用は「5,725円（税込）」となっています。

アメリカでTOEIC試験を申込む

アメリカのTOEIC試験はETSにて運営されています。試験の申し込みは、下記の「Online Registration」ページから、オンラインで申請することが可能です。アメリカで受験する場合は試験会場が限られていますので、自分のスケジュールや住んでいる場所の近くに受験会場があるか、まず確認してみる事をおすすめします。

TOEICの公式問題集

ETS発行のTOEICテスト公式問題集は、アマゾンジャパンのウェブサイトなどで購入する事ができます。2016年1月現在、最新版はVol.6です。公式問題集はTOEIC問題製作者によるテキストですので、TOEICのスコアアップのためには、まず公式問題集をを一通り解いてみる事をおすすめします。

アメリカでは、TOEIC問題集はBarron'sというテスト教材会社の問題集を購入することができます。スコアアップのために役立つ問題集です。ぜひ活用してみるといいと思います。
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