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授業の取り方と成績評価

大学生活/College Life 2014/08/31 Tacker

アメリカの2学期制の大学では、秋セメスターは8月末ごろから、春セメスターは1月中旬ごろから始まり、新入生はオリエンテーションと入学式を終えてから、初めての授業を受けることになります。

留学生の場合、入学後に英語と数学の到達度テスト(Placement test)が行われ、その到達度レベルに応じてESL数学基礎コースなどが自動的に登録される場合があります。それ以外の科目は、一般教養科目から授業を履修していく事になりますが、自分の取りたい授業の人数枠に空きがあれば登録変更出来る事もあります。大学に入学する前から、自分が取りたい授業をイメージしておくことも大切です。
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大学の授業要覧(カタログ)

カタログとは、その年に開講される講義などが詳しく書かれている要覧です。以前は、書籍として学生に配られていましたが、最近ではウェブサイトで検索できるようにしている大学も増えてきました。

例えば、オハイオ州立大学のカタログポータルサイトでは、各学期の履修登録スケジュールが確認できるアカデミックカレンダーや、専攻別の講義内容の詳細を確認することができます。

各講義には、データベース番号が登録されており、それらは専攻名を短縮形にした3~4桁のワード(Accountingの場合はACCT、Chemistryの場合はCHEMなど)と、3~4桁の数字の組み合わせで構成されています。数字が1から始まるクラスは1年生向け、4から始まるクラスは4年生向けといったようにレベルがすぐに分かるようになっています。

例えば、ANTH1010という1から始まる講義はIntroduction to Cultural Anthropologyという文化人類学入門のクラスですが、ANTH4730という4から始まる講義は、Human Evlolutionという人類の進化について学ぶ、より専門性の高いクラス内容になります。通常3や4から始まる講義は、基礎講義の単位を持っていないと履修できないPrerequisiteが設定されている講義が多いので、卒業までの授業計画を立てる際に、どの授業を先に単位を取るかという順番も大切です。

シラバスを理解する

シラバスとは、各講義ごとに配布される、講義内容や成績評価基準などが書かれている授業計画要旨です。シラバスには、授業内容、使われる教科書、授業スケジュール、テスト予定、テスト評価基準などが細かく記載されていて、第1回目の授業で必ず学生に配布されます。

シラバスには、その授業に関係する基本的な内容がすべて書かれていますので、書かれている内容でわからない事があれば、必ず教授やクラスメートに聞いておく方がいいでしょう。特に成績評価基準は大切です。目標とする成績が取れるように、テストごとの目標設定をしていくといいかもしれません。

最初のセメスターに取れるおすすめの授業

日本人が第二外国語である英語を使って、アメリカの大学で勉強するのはとても大変です。授業のリスニングについていくこともそうですが、専門的な用語をたくさん使う授業というのはさらに難易度が上がります。しかし、大学で勉強する内容を少しでも日本で勉強したことがあれば、英語が分からなくてもなんとなく教授が言っていることが理解できたりします。

例えば、College Algebraという数学の基礎コースは、日本でいう中学レベルの内容から復習します。英語が分からなくても数式が何を意味しているかは分かると思います。また、もし日本で簿記3級を持っている人であれば、会計学の基礎コースの内容は理解できるでしょう。同様に、パソコンが得意でワードやエクセルが使える人は、オフィスなどを習う授業は簡単かもしれません。出席点が重視される保健体育の授業も比較的単位が取りやすい授業です。

最初のセメスターは、生活に慣れて英語を使っていくだけでも大変なので、できるだけ自分が経験したことのある分野や領域、またできるだけ言葉を使わない授業を選んで登録するといいかもしれません。

教授の評価を知る(Rate My Professors)

授業を受けるなら、できるかぎり評判の良い先生を取りたいものです。授業の進め方が上手い先生だと、授業をしっかり理解でき、また後述のオフィスアワーなどでも親切にサポートしてくれるかもしれません。しかし、そういった素晴らしい先生ばかりが大学にいるわけではありません。評判の悪い先生に当たってしまうと、授業の教え方が下手だったり、サポートを全然してくれず、思わぬところで苦労してしまう可能性もあります。

教授の評価を知るためには、その先生の授業を取ったことのある学生から、口コミで聞く事が身近な情報になります。また、
Rate My Professorsなどのウェブサイトを使って、各大学の学生などによる大学教授を評価を調べる事もできます。

ウェブサイトの情報は学生の好みや授業の難易度によって評価が異なるので、全てを鵜呑みにする事はできませんが、明らかに評価が低い教授は出来る限り避けた方がいいかもしれません。

オフィスアワーを活用する

オフィスアワーとは、教授に自由に質問などをすることができるオープンな時間です。授業中に理解できなかった部分や疑問に思った部分があれば、オフィスアワーの時間帯に教授に質問に行くことができます。

オフィスアワーは、勉強を助けてくれるだけでなく教授との人間関係を作る上でも大切な時間になります。大規模の学校では、チューターが授業をサポートしている場合もありますが、どちらにしても、積極的に勉強する姿勢を見せていると、いろいろなところで助けてもらえる機会が増えます。

ただし、オフィスアワーのサポートがとても悪い教授もいたりするのが現実です。私も、過去にとても嫌な思いをする授業を取った経験があります。残念ながら、そういう教授の授業を取ってしまった以上は、自分なりに努力して授業を乗り切るしかありません。そうならないためにも、親身にサポートしてくれる教授を選ぶのは、留学を成功させるためにも大切です。

ライティングセンターを活用する

英語の授業などでは、3ページほどのエッセイやレポートを提出が課題として出されることがあります(Junior yearでは10~20枚ぐらいのライティングが出されることもあります)。大学のレポート課題は、MLAやAPAなどの決まった論文フォーマットでレポートを書くよう指定されることがありますが、ライティングセンターでは、文法的な間違いの修正や論文フォーマットのチェックなどをしてくれるので、英語力に不安のある留学生がとても活用できるサービスです。

アメリカの大学では、MLAやAPAスタイルのフォーマットや文章構成をどのように組み立てるかなど、基礎的なライティングを学ぶクラスを履修する事が必須授業に組み込まれており、参考文献の取り扱いや意図しない剽窃Plagiarismをしないための方法などを授業で学べるようになっています。

私の通っている大学では、ENGL101・102コースが、SKILLとして全学生の必修コースとなっており、ライティングセンターでは、ENGLの上位コースを受講した学生が、ライティングセンターでエッセイやレポートなどを指導してくれました。英語のライティングで困ったら、まずはライティングセンターに相談してみましょう。

成績評価GPAとQPA

各クラスの履修が終わると、各学期末に成績が発表されます。成績の評価で使われる数値は、GPA(Grade Point Average)とQPA(Quality Point Average)の2種類があり、GPAは各学期の成績の平均値、QPAは大学で取得した科目すべての成績の平均値です。

授業にあまりついていけずGPAがあまりに低くなってしまった場合は退学になる事もあります。私が大学に在籍している間も、何人かの留学生が授業についていけず退学させられてしまいました。普通に一生懸命勉強していれば、英語の良しあしに関係なくその点数を下回ることはありませんが、体調がうまくコントロールできなかったりするときも成績は下がってしまうので、GPAはいつも意識しておくことが大切です。

卒業時には、GPAの累計点であるQPAが評価され、大学院へ出願する時の採用基準にもなります。QPAが低いと、大学院へ申請する時に不利になったり、編入する足切り点に引っかかったりするので、将来的に修士や博士をめざす人は、とにかく高いQPAを維持する事が大切です。

GPAの計算方法

大学によっていくつか方法があるようですが、下記の計算方法は私が通っていた大学のGPA計算方法の一例です。

Grade(Point) :テストなどの評価
-------------------
A      (4.0pt) :90%以上
B+    (3.5pt) :87%以上    
B      (3.0pt) :80%以上
C+    (2.5pt) :77%以上
C      (2.0pt) :70%以上
--------------------
D+    (1.5pt) : 
D      (1.0pt)
F       
W      (withdraw)

Cまでは大学で科目を履修したと見なされますが、それより下の成績の場合は最履修が必要となります。今通ってる大学では、Dを取った科目を再履修したするとGPAが上書きされるというポリシーがあるため、結果的に成績が悪くなりそうな時は、CではなくDを取って、再度クラスを履修してGPAを維持するという方法もあるようです。これらのポリシーは大学によって異なるため、成績に悩んだ時はアドバイザーに相談しましょう。

GPAの計算例

実際にGPAを計算して見ます。下記は、5クラスを1学期間に履修したと仮定して、成績がA,B+,B+,B,C+となった場合です。

ENGL101 A    4.0pt × 3credit = 12.0pt
ACCT200 B+  3.5pt × 3credit = 10.5pt
MUSC150 B+ 3.5pt × 1credit =   3.5pt
MATH105 B   3.0pt × 3credit =  9.0pt
BIOL101 C+   2.5pt × 3credit =   7.5pt
---------------------------------------------------
       Total                           42.5pt ÷ 13credit = 3.27 (GPA)

授業によっては1単位しか無いものもあります。その場合、GPAは加重平均(単位数の割合によって平均を出す)で求めるため、各成績に単位数をかけて、それらの数字を合計した後(例では42.5pt)、その数値を単位数の合計で割って計算します。

単位数の異なる授業がある場合、単純に足してクラス数で割るとGPAが上下してしまうので注意が必要です。各学期のはじめに、目標とする成績を出してGPAを計算するのもいいと思います。

Withdrawとは

Withdrawとは、クラス自体の履修を取り下げるというものです。中間試験までの結果が思わしくなかった時や、科目を絞って成績を維持したい時などに使われます。

Withdrawをすると成績表にはWと表示されGPAやQPAには反映されません。ただし、学部の留学生は、学生ビザの関係上各学期ごとに最低12単位以上授業を取らないといけません。Withdrawをして12単位以下になると強制帰国させられる可能性もありますので、取得単位数はきちんと確認しておくことが大切です。

アメリカの大学編入に必要なGPA, QPA

大学によりますが、留学生が大学編入する場合は、GPA, QPAなどの成績と共にTOEFLスコアなどが要求される場合があります。

自分の周りの実例を紹介すると、State University of New YorkのBinghamtonの会計学への編入にチャレンジした留学生の場合は、QPAが3.8と高得点であったにも関わらず審査に合格できませんでした。大学側からは「編入審査では基本的にGPA、QPAを中心に判断をするため、3.8では他の編入希望者のスコアの方が高いので不十分。」と言われたケースです。人気上位校では、応募者の成績がかなり高いため、編入自体が難しい場合もあります。

Unversity of Pittsburghの編入例では、GPAは3.3でもOKだが、TOEFL iBTスコア80は絶対に必要との事でした。このように審査に必要なものや基準も大学によって異なります。

GPA, QPAを高く維持する事はもちろん大切ですが、前者のケースでは、会計学での編入ではなく、学部を変えての編入を行う事で有利になる可能性があります。また、後者ではGPAよりもTOEFLをきちんと得点を上げるトレーニングをする事が必要です。編入先大学がどのように編入審査を行うかをきちんと調べて、それにあわせた対策を取る事が大切だと思います。

アメリカの大学院留学に必要なGPA, QPA

アメリカの大学留学、大学院留学で審査されるものはGPAやQPAだけではありません。大学院の場合はビジネス系ならGMAT、その他専攻ではGREのスコア、さらに、エッセイや過去の職務経験や研究なども評価対象になるため、一概に、GPA‘やQPAが低いからと言って大学や大学院に進学する事ができないと言うことはないと思います。すでに大学を卒業されている方で、大学院を目指すのであれば、やるべきはGMAT、GRE、TOEFLのスコアを重点的に上げる事でしょう。

私が卒業した大学の経営学科の教授によると「修士でMBAを取るのであればランキング上位の大学へ行くべきだが、博士を目指すのであればそこまでランクにこだわる必要はない。ただし、その場合はGPAは3.5をキープする事が望ましい。」と言っていました。

また、ランク上位の博士に進んだ友人の話では、大学教授同士の横の繋がりがあって推薦状を書いてもらって入学できたいう事もあるようです。GPA、QPAは高くなければ他で挽回する!!という気持ちで望むのが良さそうです。

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