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国際送金と外貨両替について2011/07/15 Posted by Hideyuki
F1ビザを取得して、アメリカの大学に在学する留学生は、移民法などの規定によりアルバイトなどを出来る環境や時間が限られています。そのため、アメリカで働きながら留学するという事は現実的に困難です。
そのため、アメリカでの生活費は、日本で数年かけて積み重ねた貯金や、奨学金団体から支給または貸与される奨学金、ご両親からの仕送りなどのケースが多いかと思います。 アメリカでの決済するための手元現金を準備するためには、クレジットカードを使わない限り、日本円を米ドルへ交換する必要があります。 ここでは、国際送金と外貨両替の方法を比較して、手数料が格安になる方法を考えてみます。 アメリカにお金を送金する(持ち込む)方法
日本円を米ドルに換える方法は、下記のような方法があります。
留学を始めるときの生活資金 これからアメリカで留学を始めるといった場合、アメリカで生活するために、手元現金をいくらか準備されるかと思います。
個人的におすすめしたい方法は、日本円をトラベラーズチェックに換えて持ち込む方法です。トラベラーチェックは、旅行者用の小切手です。一番のメリットは、万が一紛失や盗難にあった場合でも、番号をメモしておけば再発行が可能であるという点です。 留学後にアメリカの銀行を開設した場合、トラベラーズチェックは、そのまま銀行に預金することができますし、また、預金を下ろす際は米ドルで受け取ることが可能です。 留学時の手元のお金は、主にトラベラーズチェックに換えておき、少しの米ドル、あとはクレジットカードを1枚持っておけば大丈夫いいと思います。 日本円を米ドル若しくはトラベラーズチェックに交換する
外貨両替は、最寄りの各銀行の窓口、または外貨両替コーナーで行うことができます。
三井住友銀行とみずほ銀行では、外貨両替コーナーを利用すると、1米ドルあたり30銭手数料が割引(1米ドルあたり2円70銭の手数料)になります。 三菱東京UFJでは、同グループのワールドカレンシーショップで30万円以上両替すると500円分の三菱UFJニコス・ギフトカードがもらえます。また、三菱UFJフィナンシャルグループの株を500株以上保有していれば、株主優待で1米ドルあたり0.25円優遇されます。仮に30万円相当の外貨交換では900円程度安くなります。($1=¥82の場合)。ただし、株主本人のみ優待利用が可能です。 忙しくて、外貨両替に行く暇がない方は、外貨宅配サービスなどのように店舗に行かなくても外貨交換ができるものもあります。但し、手数料は窓口と同じです。 レート、手数料は各銀行ごとに多少違うので、時間に余裕があればレートが一番いい銀行を探して交換するのもいいと思います。自分が成田空港で外貨両替を行った際は、京葉銀行が一番レートが良かったです。 トラベラーズチェックについては、銀行窓口では発行を行っていない場合もあるので、外貨両替コーナー情報を確認してください。 大手都市銀行外貨両替コーナー情報
大手都市銀行の交換レートを比較する 大手都市銀行のウェブサイトで、現在の交換レートを確認することができます。円をドルに変える=円を売ってドルを買う。という事なので、TTS(Telegraphic Transfer Selling rate)の欄を確認してください。
手数料は、トラベラーズチェックの方が現金よりも交換レートが有利ですが、発行手数料が2%上乗せされるので注意が必要です。 大手都市銀行外貨両替情報
外貨現金とトラベラーズチェックの発行手数料比較:三井住友銀行
大手都市銀行のトラベラーズチェックの交換手数料が1%から2%に変わり、外貨現金交換とトラベラーズチェックの手数料の差がほとんどなくなりました。
1ドル90円のレートの時に日本円を$1,000-に交換した場合の金額差は、下記の通り180円しかありません。手数料という面で見るとトラベラーズチェックを選ぶというメリットは、以前よりは無くなったようです。 ただし、トラベラーズチェックには紛失時の再発行が可能というメリットがあるので、現金を持ち歩きたくない人は、トラベラーズチェックに変えておく方が安心です。 $1=¥90
$1=¥80
※昨今の円高はトラベラーズチェックに有利に働くようです。仮に$1=¥80の為替で$5,000を交換する場合、トラベラーズチェックの方が1,900円ほど安くなります。 コメントスポンサード リンク
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